【初心者必見】資産運用を始める準備1(財産の一覧表を作ろう)

あなたの財産は全部でいくら?

いきなり質問ですが、 あなたの財産は全部でいくらでしょうか?
「そんな事、資産運用に関係があるのか?」と思われた方もいるかもしれません。

では、以下の3つ質問にきちんと答えられるでしょうか?

  1. 保有している資産の現在の価値はいくらですか?
  2. 背負っている負債(借金)の総額はいくらですか?
  3. 資産から負債を差し引いた純資産はいくらですか?

これらの質問に答えて、さらに財産を証明する書類をすぐに出せる人は少数だと思います。

なぜこの質問に答えられる必要があるのか

反対にこれらの質問に答えられないのに、株式投資だのFXだのに手を出しているのは、
なんだかバランスが悪いとは思いませんか?

なぜバランスが悪いかというと、資産運用はあくまでも日常のお金に関する事柄の一部分でしか
ないからです。
資産運用以外にも、働いて給料をもらったり、家賃等の生活費を支払う等、日常生活でお金に関わ
る事柄はたくさんあります。

現在の自分の財産の状況を知ることで、全体的で長期的な観点でお金に関する戦略を考えることの
手助け
になります。

財産の一覧表を作って、自分の財産の状況を知ろう

自分の財産の状況を知るためには、 財産の一覧表を作ればよいのです。
ここで、財産とは貯金等の資産と住宅ローン等の負債(借金)を合わせた概念としています。

具体的な作成方法は、こちらの記事に詳しく載っています。

上記の記事を参照しながら、こちらにあるようなアプリを使うのはいかがでしょうか? 

また、アプリを利用するのは、銀行口座等の個人情報を入力する必要があるから怖い、と
思われると思います。
この場合は、こちらにあるエクセルシートもかなり使えます。

財産の一覧表を作る際の留意点

財産の一覧表を作る際の留意点は以下の通りです。

  1. 1か月に1回作成するのがベストだが、3か月に1回や半年に1回でも良い。
    なぜなら、そんなに短期間では財産の状況は大きく変化しないから。
  2. 出来れば作成したときに、前回作成したものとどのように変化したかについて、
    頭の体操をしてみる。
    (例えば、円安により外貨預金が増えた場合は、なぜ円安になったのか考えてみる。
    こういうことを積み重ねていくと、経済ニュースへの感度が高まり、経済に関する知識も
    深まってくる
    。)

まとめ

初めて作成する際は、漏れなく資産や負債の情報を集めなければならず、時間がかかりますのが、
慣れてくれば、20分ほどで出来るようになります。

財産の一覧表を作ることで、 現在の自分の財産の状況を知ることができ、全体的で長期的な観点で
お金に関する戦略を考えることの手助けになります。

また、 前回作成したものからどのように変化したかを考えることで、自然と経済に関する知識も深まってきます

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