こんにちは。今日は「価格にだまされない。本当に価値があるものを手に入れよう!」というテーマについてわかりやすく解説します。
「価格は支払うもの、価値は受け取るもの」
まず、株式投資の世界で有名なウォーレン・バフェットの言葉を紹介します。
彼は「価格は支払うもの、価値は受け取るもの」と言っています。
この言葉を具体例を用いて説明します。
例えば、レストランで3,000円のステーキ注文した場合、この3,000円が価格であり、
あなたが支払うものです。
一方で、そのステーキを食べた時の満足感や美味しさ、そしてその食事を楽しむ時間が「価値」です。もしそのステーキが非常に美味しく、素晴らしい体験を提供してくれたなら、受け取った価値は支払った3,000円以上かもしれません。
株式投資も同じです。株を買う時に支払う金額が株の価格である「株価」で、その株が将来的にどれだけの利益や成長をもたらすかが「価値」です。
株価と価値は必ずしも一致しないことを理解することが重要です。
この言葉は、投資において非常に重要な意味を持っています。株価は市場における需要と供給等によって変動しますが、価値はそのもの自体の本質的な価値を指します。
投資家として成功するためには、株価の変動に惑わされず、価値を見極めることが重要です。
株価が大きく下落した場合でも、その会社の価値自体に問題がなければ、うろたえる必要はありません。
日常生活にも使えるバフェットの言葉
しかし、この言葉は投資だけに限らず、日常生活の中でも非常に重要です。
例えば、私たちが日常の買い物をする際にも、価格と価値を区別することが大切です。
価格が高いからといって必ずしも価値が高いわけではありませんし、逆に価格が低いからといって価値が低いわけでもありません。
ここで、マツタケの例を挙げてみましょう。現在、マツタケは非常に高価なキノコとして知られていますが、50年以上前はそこらへんの山で簡単に採れたため、それほど有難がられていませんでした。
参考 松茸はなぜ高い?希少な高級食品の値段はどれぐらい?国産・中国産で何が違う? | | お役立ち!季節の耳より情報局 (kisetsumimiyori.com)
しかし、マツタケ自体の味や香りは今も昔も変わりません。では、なぜ人々はマツタケをありがたがるようになったのでしょうか?
それは、マツタケの価格が高くなったからです。価格が高くなることで、人々はその価値を過大評価するようになったのです。
このように、価格と価値を区別することは非常に重要です。価格に惑わされず、本当に価値のあるものを見極める力を養うことが大切です。
まつたけ以外の例としては、高価なブランド品の購入が挙げられます。そのブランド品の価値が本当に自分にとって重要かどうかを考える必要があります。
価格が高いからといって、それが自分にとって価値があるとは限りません。もしかしたら単に他の人からよく見られたいという虚栄心のせいかもしれません。
但し、別に虚栄心自体を否定しているわけではありません。買いたい人がそのことを承知の上で購入しているのであれば、問題ないと思います
一方、逆に価格が低いからといって価値が低いわけでもありません。
例えば、セール品や中古品でも、しっかりと価値を見極めることで、お得な買い物ができることがあります。
価格に惑わされず、本当に価値のあるものを見つけることができれば、賢い買い物ができるようになります。
私の場合、スーパーに行くときは必ず見切り品コーナーを確認して、お買い得品がないか確認しています。また、よく読書をするのですが、欲しい本がある場合、状態の良い中古本を買うようにしています。
まとめ
最後に、もう一度バフェットの言葉を思い出しましょう。
「価格は支払うもの、価値は受け取るもの」
この言葉を胸に、価格に惑わされず、本当に価値のあるものを見極める力を養いましょう。
これが、投資だけでなく、日常生活においても賢く生きるための秘訣です。
今日はここまでです。お読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
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